2007年09月26日
水球の歴史について今回は調べてみました。
水球とは7名で構成された2つのチームが、プールに作られたコート内で、ゴールにボールを入れあい点数を競う競技である。
体のほとんどが水中にある為に反則は分かりにくく、掴む、蹴るといった行為が日常的に発生する事から「水中の格闘技」と言われる。
19世紀後半、イギリスで考案された。夏季オリンピックの種目となっている。プールで行うハンドボールと言える。
水球の発祥
水球発祥の国は、イギリス。19世紀半ばにイングランド各地で公衆浴場(プール)が開設されると、そこを拠点とした水泳クラブがいくつも結成される。1860年以降、各クラブでは見世物として水上イベントが盛んに行われ、その中で、当時の駿馬の名前をつけた木製の頭付き樽にまたがってレースを行う「ウォーター・ダービー」などが開催され、人気を博した。またポロからヒントを得て、スイマーたちがスケッグ(水中姿勢安定板)付きの樽に跨り、浮いているボールを追ってパドルで奪い合う水上Polo(ポロ)も行われたとされ、これがWater poloの語源ともされる。注1) フットボールも時として水中で行われたが,水中では足を使ってボールのコントロールが困難であるため,対峙する2チームは決められたポイント(主にボート)までボールをいかに運ぶかを競い合った.ボールを運ぶにあたっては,あらゆる手段が用いられ,水中での激しいボールの奪い合いが繰り広げられたようである.そしてこの水中で行うフットボールに関して、イングランドのMetropolitan Swimming Association(メトロポリタン水泳協会)が、1870年にFootball in the water(水中フットボール)の名称でルールを制定したのが競技としての水球の起源とされる。その後1888年、Amateur Swimming Association(アマチュア水泳連盟)によって、ほぼ現行と同様の水球競技規則が策定され、イングランドおよびスコットランドにおいて水球が盛んに行われるようになった。さらに1892年には英国における統一ルールが制定され、イングランド対スコットランドの国際試合が行われるなど、競技としての水球がさらに洗練されていく。
ヨーロッパおよびアメリカ大陸への普及
1888年、英国において統一ルールが制定され、スポーツ競技としての水球が確立されたのを契機に、水球が英国国外へと伝播した。1888年、イングランドのクラブにおいて水球のプレイ経験をもつジョン・ロビンソン(John Robinson)が米国に渡り、はじめて水球を紹介している。数年遅れてロンドンで水球を学んだフリッツ・クニーゼ(Fritz Kniese)は1894年に祖国のドイツで水球を広め、1895年にはドーバー海峡を隔てて英国の隣国であるベルギーにも水球が紹介されている。同時期にフランスでも水球が行われるようになったが、組織化された形で発展するのは1898年になってからである。またハンガリーでは、英国の雑誌を見ていて水球に興味を持ったフゼーレッシ・アルパード(Füzéressy Árpád)が水球のルールブックとボールをハンガリーに導入し、1899年に初めてハンガリーで水球の試合が行われた。 この伝播は偶然に起きたのではなく、その背景には社会的あるいは地理的要因が関連し、いずれも水球発祥の地、英国と深いつながりを持つ人物を介して伝播して行った。しかしながら当時英国で行われていた水球そのものが導入されて、相似形として各国において発展していったのではない。各国の実情に合わせて、様々に形を変えながら、その土地柄に合わせて水球が根付いていったと言える。 特に米国では柔らかいゴムボールを用い、英国とは異なる独自のルールによる"Softball Water Polo"が発展した。当時、米国ではこの水球が大変な人気を博すが、あまりにもプレーが粗暴で、試合のたびに選手中に怪我人や失神者が続出したため、全米体育協会(American Athletic Union:AAU)は1908年以降、水球競技を禁止スポーツに指定し、1920年のアントワープオリンピックまで代表チームを派遣することがなかった。
一方、フランスではベルギー国境の街で水球が盛んに行われるようになる。そして1900年のパリ万国博覧会の開催に合わせて、第2回パリオリンピックが開催され、団体種目として、そして球技として水球が始めて採用された。試合は、1900年8月11日?12日まで、セーヌ川の特設会場(Basins d’Asnières Courbevoie)で行われ、マンチェスタークラブ(Manchester Osborne Club)のメンバーを代表とする英国が7対2でベルギーに勝利し、初代オリンピックチャンピオンの栄冠を手に入れた。
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